ビザジャーナル

2023-06-22

J-skipの認定を受けるために必要な手続き(2)


Q:当社外国籍社員を「J-skip」に切り替えたいのですが、どのような手続きが必要ですか?

A:外国籍社員の方が現在お持ちの在留資格の種類によって、必要な手続きは変わります。
この記事では、高度専門職1号以外の在留資格で在留している方が、「J-skip」の利用を希望する場合の手続きについて説明します。

ご質問のケースでは、高度専門職1号(特別高度人材)への在留資格変更手続きを行う必要があります。
貴社で従事する業務により、高度専門職1号(イ)、(ロ)または(ハ)のいずれかを選択する必要があります。
高度専門職(イ)、(ロ)及び(ハ)の違い、J-skipの要件については、こちらの記事を併せてご参照ください。

また、申請に必要な書類は、以下の通りです。これ以外にも、入管から別の書類の提出を求められる場合があります。
・在留資格変更許可申請書 1通
・写真(縦4cm×横3cm) 1葉 ※申請前6か月以内に撮影された無帽、無背景で鮮明なもの 1葉
・はがき(表面に宛先を明記したもの。入管窓口でもらえます) 1通
・日本で行おうとする活動に該当する在留資格の認定証明書交付申請時に提出する必要のある資料(詳細は、こちらをご参照下さい。)
・特別高度人材の基準に関する資料
例:卒業証明書及び学位取得の証明書
 在職証明書、退職証明書(職歴としてカウントする企業・機関が発行したもの)
 年収証明書(日本で従事する業務に対する年収)
・申請人のパスポート及び在留カード いずれも原本。窓口で提示します。