ビザジャーナル
2025-05-22
「オンライン申請Q&A」について

出入国在留管理庁が公表している「在留手続オンライン申請に関するQ&A」について簡単にご紹介します。
オンライン申請が可能な手続の種類
Q&Aでは、オンライン申請の対象となる在留手続について、具体的に解説しています。例として・・・
- 在留資格認定証明書交付申請
- 在留期間更新許可申請
- 在留資格変更許可申請
- 再入国許可申請
- 就労資格証明書の交付申請 など
それぞれの手続が、どのような場合にオンラインで申請可能なのかも併せて説明されています。
利用者情報登録の方法と要件
オンライン申請を行うには、まず「利用者情報登録」が必要です。Q&Aでは以下のような項目をカバーしています:
- 登録に必要なもの(マイナンバーカード、ICカードリーダライタなど)
- 外国人本人の登録手順
- 所属機関職員・弁護士・行政書士など第三者による登録方法
- 登録情報の変更や更新手続
申請者の類型ごとの手続き方法
申請を行う立場によって、必要な準備や手続の流れが異なります。Q&Aでは以下のような立場ごとに、具体的な手順を整理しています。
- 外国人本人
- 所属機関の職員
- 弁護士・行政書士(申請取次者)
- 登録支援機関の職員
- 家族などの代理人
それぞれのケースで、どこまでの手続がオンラインで可能かも説明されています。
技術的・運用上のトラブル対応
オンライン申請にありがちな「技術的なトラブル」や「エラー」への対応方法も取り上げられています。具体的には・・・
- マイナンバーカードが読み取れない場合の対処法
- 暗証番号を忘れたときの対応
- 推奨されているICカードリーダライタの情報
- 登録完了通知が届かないときのチェックポイント
有効期限・更新・登録取消などの管理面
登録した利用者情報には「有効期間」があります。Q&Aでは、更新手続や登録の取消、再登録の流れについても明確に解説しています。
まとめ:オンライン化時代の実務資料として
このQ&Aは、外国人本人だけでなく、所属機関や申請を取り次ぐ専門家にとっても使える内容となっています。
「誰が・何を・どうやって」申請するのかが体系的に整理されており、オンライン化対応に必須の資料と言えるでしょう。
今後も出入国在留管理庁のアップデートに注目していきたいですね。