前回、前々回に続いて在留カードの見分け方について説明します。
昨年年末、出入国在留管理庁のウェブサイトで在留カード等読取アプリケーションの配布が開始されました。
このアプリケーションは、在留カード及び特別永住者証明書のICチップの内容を読み取り、その情報が偽造・改ざんされたものでないことを確認することができます。
PC版でもスマートフォンでも使用することができますので、ぜひダウンロードの上、活用されることをお勧めします。
前回、前々回に続いて在留カードの見分け方について説明します。
昨年年末、出入国在留管理庁のウェブサイトで在留カード等読取アプリケーションの配布が開始されました。
このアプリケーションは、在留カード及び特別永住者証明書のICチップの内容を読み取り、その情報が偽造・改ざんされたものでないことを確認することができます。
PC版でもスマートフォンでも使用することができますので、ぜひダウンロードの上、活用されることをお勧めします。
前回に続き、在留カードの見分け方について説明します。
出入国在留管理庁では、在留カード等番号失効情報照会ページを公開しています。
このページでは、在留カードに記載の在留カード番号が有効なものか(有効期間内のものか)否かを確認することができます。
仮に失効している在留カードであった場合、その保有者は不法滞在者である可能性が非常に高く、従ってそのような方の雇用には大きなリスクが伴います。
但し上記ページでは、あくまで「有効期間内にある在留カードかどうか」しか確認することができません。
言い換えれば有効な他人の在留カード番号を利用した偽造在留カードは、上記サイトだけでは見分けることができませんので、複合的に確認することが肝要です。
外国人を転職で受け入れる場合や留学生をアルバイトで雇用する場合に、在留カードの確認は必須です。
しかし最近のニュースでも話題になっているように、年々、偽造在留カードの精度は高まっています。
そのため出入国在留管理庁では、本物の在留カードと偽造在留カードの見分け方についてウェブサイトで注意喚起を行っています。
例えば、以下のページでは、
・「在留カード」の主な記載内容
・偽変造防止対策
について写真付きで説明しています。
https://www.moj.go.jp/isa/content/930001733.pdf
在留カードの確認には、最新の注意を払いましょう。
Q:外国人の採用時には在留カードのチェックを必ず行っています。
しかし先日、テレビで「偽造在留カードが多く出回っている」というニュースを目にし、不安になっています。
在留カードの確認の際に活用できるサイトや情報はあるのでしょうか?
A:近年は偽造の在留カードの精度も向上しており、パッと見では偽物か分からないものも多く出回っています。
新入社員や自社で外国から招聘した外国人であれば偽造の在留カードであることはほぼありませんが、中途採用やパート、アルバイトで外国人を雇用する場合はその在留カードが本物かどうかを確認する必要があります。
この確認にあたっては、出入国在留管理庁が提供している偽造防止確認サイト「在留カード等番号失効情報照会」を利用してチェックされることをおすすめします。
在留カード番号と有効期限を入力すると、実在する在留カード番号かどうかが確認できます。
但し、実在する在留カード番号を利用した偽造在留カードも存在するため、法務省入国管理局ホームページ内「『在留カード』及び『特別永住者証明書』の見方も参照の上、慎重に確認しましょう。