ビザジャーナル

2023-02-17

新たな在留資格の新設(ニュース)


高度外国人材をさらに日本に呼び込むための、新たな在留資格が創設される見込みです。概要は、以下の通りです。

(1)特別高度人材(高度専門職)
 従来の高度人材ポイント制による高度専門職とは別に、「学歴修士号以上」「職歴10年以上」「年収2,000万円以上」のいずれかの条件を満たす研究者・技術者は、高度専門職1号の対象となります。
 また、特別高度人材(高度専門職)で1年以上日本に在留すれば、高度専門職2号への移行が可能となります。

(2)特定活動(未来創造人材)
 所定の世界大学ランキング(高度人材ポイント制の加算対象と同じと思われます)の2つ以上で100位以内に入る大学を卒業した外国人は、日本での就職活動・起業準備のための在留資格(特定活動(未来創造人材))の対象となります。
 在留期間は、最長2年です。日本滞在中の就労も可能で、家族の帯同も認められます。
※高度人材ポイント制の加算対象となる世界大学ランキング
(1)QS・ワールド・ユニバーシティ・ランキングス(クアクアレリ・シモンズ社(英国))       
(2)THE・ワールド・ユニバーシティ・ランキングス (タイムズ社(英国))
(3)アカデミック・ランキング・オブ・ワールド・ユニバーシティズ(上海交通大学(中国))